興梠房興日本刀鍛錬所にて刀が折れるまで試し斬り。

大分県の刀匠、興梠刀匠の所で試し斬りを行いました。
今回は無外流の剣士1名と直心影流の剣士2名、と私の4名で興梠刀匠が選んだ硬い竹と普通の巻藁、濡らしてない乾いた巻藁を試し斬り。

まともに研いでない為、刃が立ってない状態なのに竹等が簡単に斬れていく。
さらに何度か斬り損じた場合も曲がらない。
しかし、何故か興梠刀匠は不満そう・・・
「折れても良いからこれを土壇場斬りで斬ってみてくれ」
と初期の頃の失敗作の刀と五寸釘を持ってやって来た。

興梠刀匠の無茶ぶりに答えたのは直心影流の師範。
下が柔らかい木だった為斬れなかったが、大体3/1辺りまで斬れてる釘。
そして当たった部分の刃には刃毀れ無し。
これには皆びっくり。
ならばと思いっきり打ち付けると・・・

ポッキリと折れてしまいました。
しかし、興梠刀匠は折れた刀身を見ながらはしゃいで「やはり玉鋼のみを使って硬くした刀身は折れやすいな。それに焼き場の高い所で折れるのも納得。」と満足気。
しかし、やっぱり刃毀れが無い・・・
今度は刃毀れさせようと無理な打ち込み。

結局3っつに折れてしまいました。
初期作品の硬い刀身から最近の粘りのある刀身まだまだあるから試して欲しいと言う興梠刀匠。
しかし、空腹に耐えかね今日はここまで。
今度は単管パイプを斬れる刀を造っておくからまた来いとの事。
本当に探究熱心な刀匠に無外流の剣士は思わず作刀依頼を申し込んでました。

ついでに今回の試し斬りではこんな大鎌でも竹や巻藁を斬りました。